ミニ株とは、証券会社を通して行なう株取引の方法の一つで、予め定められている単元株未満の株を売買するシステムです。
単元株数が1000株の株でも、ミニ株制度を利用すると10分の1の100株単位での取引を行なうことが出来ます。
実際には、証券会社が顧客からの注文を取りまとめ、単元株として売買するもので、証券会社によって取扱い銘柄や手続きが異なっています。

株式ミニ投資制度は、1995年、個人投資家の投資を促進させることを目的に、当時の大蔵省が策定した制度です。
この制度のメリットは、何といっても少ない投資資金で株取引が出来ることです。
相応な資金を必要とする単元株の取引に比べ、単元未満の少数単位で取引をするため、必要とする資金も相対的に少なくなり、小遣いなどの小額の手持ち資金でも取引を行なうことが可能です。

また、急激な株価の暴落に遭遇した場合でも、受ける損害額は少なくて済むのもメリットの一つです。
一方、デメリットとしては、高目の取引コストが挙げられます。
一般の株取引に比べると取引手数料は高めに設定されています。

したがって、取引回数の増加は取引手数料の増加にもつながります。
また、取引の際に、指値での注文は出来ないこともデメリットの一つとなります。
しかしながら、先に触れたようにミニ株の最大のメリットは少ない資金で株取引が出来ることで、これから株取引を始めようとしている初心者の入門用として最適なシステムといえます。

ミニ株は、それぞれの証券会社は独自に開発して取扱っているので、手続きや手数料なども異なります。
内容を十分検討して利用することも大切です。